男体山登山初心者ガイド
登山適期は概ね5月下旬から10月下旬。
日帰り登山が可能な山。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→○行ける
日帰 日帰り登山が可能な山
「初心者でも登れる=楽勝」ではないことに注意。
[vs.男体山] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。
靴 ⇒ 1万円台の廉価登山靴
1万円台の登山靴以上を推奨。靴底張替はできない分買いやすい「vs登山靴」。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
男体山の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
他の登山口&マイナー登山道
遠回り・縦走的登山口(参考)
志津峠登山口( 志津峠)
登山道・登山風景コミュ
男体山の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
男体山周辺地域の雰囲気
中禅寺湖の目の前の丸い山
いろは坂を登りきると右に華厳の滝、左へ進めば中禅寺湖。男体山は中禅寺湖の前にある奥日光の山。
関東近郊の小中学校では日光(の社寺)は 校外学習・修学旅行など で遠足に来る場合が多い。
それから数十年後、大人になった自分が訪れたのは社寺でも華厳の滝でもない男体山。
男体山の古い名前は二荒山(ふたらさん)。
山体が日光二荒山神社の御神体で、日光国立公園といえども男体山は二荒山神社の私有地のようなもので、山頂には日光二荒山神社の奥宮や神像がある。
男体山登山口の調査と決定
男体山は二荒山神社の御神体
登山口は中禅寺湖前の二荒山神社中宮祠(ちゅうぐうし)内に登拝門が 正式な入山ルート 。
ここからの登山は中宮祠の受付で登山届と同じような役割を果たす記帳と入山料として500円を納めての出発になる。山自体がそもそも神社の私有地と考えると理解しやすい。
また、北山麓の志津峠と呼ばれる場所から入山料なしで登ることができるが、二荒山神社名の駐車禁止看板の前に多数駐車されている場所。完全な雑木林を山頂まで登るルートになる。
志津峠は大真名子山や小真名子山などへの登山口でもある。
登山の風景的に正規登山口からの登山の方が景色が良いので男体山初心者は裏口登山ではなく中宮祠から二荒山の神様に会いに行こう。
中宮祠からの登山時間は登り片道:3時間20分、実際にはもう少し時間がかかる。
男体山登山時間と日程想定
表も裏も山頂も水場は無し
中宮祠の登拝門から山頂までの標高差はおよそ1200m、距離は4km。
三合目で関係者が利用する車両用道路を横断し、本格的な登山が始まる。
樹木と岩場に包まれた八合目には瀧尾神社という小さな祠と小屋があり、それを過ぎれば赤土の森林限界ゾーンへ。
山頂まで…着きそうで遠いのがここから先。
登山に4時間前後かかる男体山は日帰りの山。道中に 水を補給できる水場は無い ので水切れを起こさないように登山準備をしよう。
水を汲んだペットボトルを落として割ってしまえば、山頂で渇きに苦しむ登山になるので要注意。
男体山登山中・下山のイメトレ
山頂から見える中禅寺湖
いろは坂を登ってから見えた山に囲まれた中禅寺湖。
日本一標高の高い自然湖の全容を男体山の山頂から初めて見ることができた。
山頂部分は足場のない山ではなく、二荒山神社奥宮や社務所があり、360度うろうろしながら あちこちから下界を眺めることができる ほど広い。
中禅寺湖の時点で標高は1270mほどある山奥の観光地。朝方は濃霧に包まれやすく、気温が上がれば夏場は山頂のみ雷雨が襲うこともしばしば。
天候の変化を甘く見ずに森林限界以上の場合は雷の直撃を受けないように考えて登って行こう。
では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)