谷川岳登山初心者ガイド -こんな感じで山登り-

谷川岳登山初心者ガイド

写真: 南東の天神尾根から

谷川岳［たにがわだけ］

標高1977m（オキの耳）。
山体所在地は群馬県利根郡みなかみ町、新潟県南魚沼郡湯沢町。【谷川岳の場所】

[vs.谷川岳] 登山準備物・持ち物

ザック ⇒ 登山用のリュック

街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。

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靴 ⇒ 張替可能の中級登山靴

すり減ったビブラムソールを新調できる中級登山靴。履き潰しの廉価モデルより長く使える。

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その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために

雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。

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谷川岳の登山口・登山道・登山時間

谷川岳の初心者登山計画書

そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。

谷川岳周辺地域の雰囲気

お耳パタパタ谷川岳

巻機山・至仏山・武尊山・苗場山に囲まれた山域にある谷川岳。

地図では関越自動車道と上越新幹線が通っている地区にも見えるものの、それらは山の地下に掘削されたトンネルであり、地上からのアクセスは国道291号の終点までしかないことがわかる。夜、地上は暗闇の無人地帯。

谷川岳は「オキの耳（1977m）」「トマの耳（1963m）」と呼ばれる頂点がふたつ。オキの耳は谷川富士、トマの耳は薬師岳という名前もあるらしい。

ギネス級に遭難事故の多い谷川岳 のようだけど、一般的な規定の登山道は滑りやすい等はあるものの、中高年の人でも怪我なく登っている。

「ザイル」等、普通の人がしないロッククライミング的な登り方をする登山（一ノ倉沢など）での遭難者が多い山。

谷川岳登山口の調査と決定

蛇紋岩と粘土質の登山道

日本三大急登・遭難者が多い山ということで事前に情報収集。

西黒尾根ルートは鎖場の岩場が数か所。至仏山などで見られる蛇紋岩のようだ。実はこの西黒尾根が日本三大急登と呼ばれる標高差が大きいルート。

もともとこの山は 基本的には初心者に不向き 。
登れなくはないけれど何かと気を遣って体力も筋力も消耗しやすそう。

ロープウェイ下を歩ける田尻尾根ルートは粘土質のぬかるみの雑木林の道。

ビブラムソールの登山靴でもにゅるっと滑って尻もちをつくので 下山でも時間がかかる。

谷川岳ロープウェイ【※HP 】は片道1230円とのこと。…乗らずにいこう。

登山時間は登り片道：5時間40分、徒歩で考えるとかなり辛い登山の山になる。

…ロープウェイ、やっぱり登山時だけ乗るかも。 ( ˘ω˘ )

谷川岳登山時間と日程想定

なんとなく準備しにくい谷川岳

国道291号を南へ行けば前橋市街。中間に武尊山と赤城山、北東へ行けば奥日光や尾瀬、東には草津白根山や浅間山。

谷川岳だけが谷川岳にしか通じていない。

新潟県側の土樽側の登山ルートを思考から外すと、登山口までの地形や道のりが実質的に国道291号の終点しか無く、開放的なイメージが皆無のため、なんとなく準備がしにくい印象がある。

特別、高層湿原があるわけでも火山の火口や火口湖があるわけでもないので、そういった意味では 初心者向けの山ではない のかもしれない。

谷川岳登山中・下山のイメトレ

のんびり登ってみよう

おそらくは6時間登山計画を変更してロープウェイに乗り、天神平からの登山開始になるような気がする谷川岳。下山は樹木帯を歩いて降りようかな。

ロープウェイの始発は平日8時～、土日祝7時～とのこと。

登山口到着時の天候や体調でロープウェイかフル登山か考えることにしよう。

では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。

山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸｀)