常念岳登山初心者ガイド
登山適期は概ね7月上旬から10月上旬。
日帰り登山が可能な山。
名峰が集中する地域の一座。
マイカーで到着できる他の地域と違い、登山口に行くまでが「旅行並み」のエリア。
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初心者登山のひとこと難易度
初心者登山→○行ける
日帰 日帰り登山が可能な山
「初心者でも登れる=楽勝」ではないことに注意。
[vs.常念岳] 登山準備物・持ち物
ザック ⇒ 登山用のリュック
街歩きのリュックではなく、身体と一体化する登山リュックがベター。
靴 ⇒ 張替可能の中級登山靴
すり減ったビブラムソールを新調できる中級登山靴。履き潰しの廉価モデルより長く使える。
その他 ⇒ 登山を毎回楽しむために
雨風対策・日焼け対策・疲労軽減に役立つ視点で考えよう。
常念岳の登山口・登山道・登山時間
初心者向けの登山道&登山口
一ノ沢登山口
一ノ沢駐車場
登山口の場所:長野県安曇野市穂高牧:一の沢登山口
登り片道:5時間40分
登山道中の目標/地名: 一ノ沢登山補導所→山ノ神→王滝ベンチ→烏帽子沢出合→笠原沢出合→胸突八丁→常念小屋(常念乗越)→常念岳山頂
他の登山口&マイナー登山道
登山道・登山風景コミュ
常念岳の初心者登山計画書
そのまま歩けば登山完了の「モデルコース」ではなく、「自分の場合はこうして行く」に必要な事を調べて登山計画をしています。
初心者の事前登山計画メモ
★ 一人登山・非マイカー派も
想定人は124ccバイクの一人登山計画のため、マイカー以外の人も普通に行けます。
登山はその人が自分で考え、自分で決める必要があります。登山に必要な情報を引き寄せてアドバイス。
自分の山登りに必要な事、調べてみよう。
この登山計画で必要な持ち物
常念岳周辺地域の雰囲気
良い意味で別格の常念岳
昭和の一個人が選定した日本百名山のうち、槍ヶ岳・穂高岳・常念岳・笠ヶ岳・焼岳あたりの山々は上高地や新穂高温泉をベースにしたひとつの登山エリア。
「そのエリア」ではあるものの、常念岳の場合は常念山脈という独立した山域で別の登山口を持ち、上高地からは逆に遠回り。
アクセスは国道147号で、長野市の北にある安曇野(あずみの)という生活地域に面している。
秘境の上高地と違い「このあたりの山」としては目指しやすい初心者向けの百名山。
常念岳登山口の調査と決定
現実的な登山口は二ヶ所
バイクやマイカーで自走できる登山口はおよそ二ヶ所。
一ノ沢からの登山時間は登り片道:5時間50分、前常念岳を越えていく三股からの登山時間は登り片道:6時間20分。
早朝からの出発をするのであれば日帰り登山もギリギリ可能な登山時間ではある。
確実性・安全性を考えて山中泊の登山を考えるのであれば、山小屋は常念小屋【※HP 】。
素泊まり6800円、テント泊600円。
常念岳登山時間と日程想定
常念岳の標高差は1500m以上
「北アルプスの山」の中では初心者向けの常念岳。登山道は6km程度で比較的短いものの、登山口からの標高差は1500m以上あり、それなりに苦しい。
でも、逆にそれが登山初心者にとって「燃える」適度な条件かもしれない。
おすすめは水場がある一ノ沢登山道。
一ノ沢登山道は登りこそ6時間近い道のりではあるものの、下山時間は3時間50分程度のため、山小屋に宿泊したとしても翌日そのまま下山すれば正午過ぎに下界に戻ってきてしまう。
ここはテントを背負わずに早朝から日帰り一本勝負。
そんな風に考えるとなんだか楽しい。
登山初心者ならではの楽しみ方。
常念岳登山中・下山のイメトレ
北アルプス日帰り登山一本勝負
北アルプスの一派、常念岳。
槍ヶ岳や穂高岳にはまだまだ早い登山初心者も、全力で挑めるのが常念岳。
もちろん、体力や筋力に異変や限界を感じたら早めに下山もしくは散策登山に切り替えよう。
槍ヶ岳の岩場でははしごや鎖場の順番待ちの列ができるので、自分のペースで考えることができないこともある。
常念岳に胸を借りよう。
では、熊よけの鈴も鳴らしながら一人登山開始。
山頂付近の風景は登った人のお楽しみ ( *´艸`)