登山の山頂と山小屋・避難小屋

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登山の山頂と山小屋・避難小屋

登山道は人々が歩く山の中を切り開いた細い道。座り込んで休むスペースはありませんが、ところどころ開けたスペースにベンチが設けられている事があります。山頂までもう一息ですが、休憩は大事。

ではでは本題へ。

このページのお話

休憩と荒天時の避難小屋
夜を明かす山小屋&テント泊
山の山頂はこんな感じ

大山 アジサイ 花 大山 大山
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時間を見ながら休憩しよう

登山の際は5分間休憩を取ることによってその後の30分間『限界』を迎えることなく動きき続けるエネルギーをチャージすることができます。

多少疲労を感じた時は「足止め」と思わずに少し休憩をする方が休まずに歩き続けるよりも先に進む体力や気力を回復させることができるので、少しの間腰を掛けてその先の登山のエネルギーを回復させることに全力を尽くしましょう。


避難小屋について

雨風を避けるための「避難小屋」

登山道には小さな小屋、あるいは一軒家サイズで建設されているのが避難小屋。規模によって倉庫サイズの小屋もあれば人が押し寄せる山では有人の売店化している山小屋の場合もあります。

無人の避難小屋は登山者の誰が利用してもいい場所。自治体を含む地元の人々が大変な苦労をして登山者や山越えをする人々の「避難場所」として建設し、誰でも立ち寄ることができるように鍵を掛けずにオープン化している善意の建物です。

霧島山 大波池 韓国岳 登山 避難小屋 霧島山 大波池 韓国岳 登山 避難小屋
大波池(霧島山)の避難小屋
←活火山地帯のため頑丈
避難小屋 九重山 登山 避難小屋 九重山 登山
九重山の避難小屋
←雷雨などの避難用
避難小屋 仙人岱 八甲田山 登山 避難小屋 仙人岱 八甲田山 登山
八甲田山の仙人岱ヒュッテ
←雪国のため対豪雪仕様

風雨や雷雨などの悪天候の際、避難するための屋根付きのスペースのためたいてい無人で、登山者が一休みしている場合も多々あります。

通常の夏の登山シーズンは中高年の夫婦登山者や登山のエネルギー消耗でいっぱいいっぱいの複数の爽やか単独登山者がちょくちょく訪れます。

名目上「避難用の施設」なので、「ここに無料で泊まっちゃうつもりで行く登山計画」はよろしくありません。

避難小屋 大山 登山 避難小屋 大山 登山
大山の頂上避難小屋
←広いけど無人の施設

山小屋とテント場(キャンプ地)

山小屋は規模や待遇が違うものの街の旅館と同じ「宿泊施設」。場所によっては食堂があったり、ビールやお弁当も提供してくれる山の上のお宿。

また、テントを持っている登山者は山小屋の近くにあるテント場でテントを張ることができます。登山道の途中や雑木林の好きな場所にテントを張って滞在してはいけないので注意。


好きな人は山小屋泊してみよう

山小屋は登山の中継地点

富士山やアルプスなど有名な山々はどこも山小屋があります。

剣山 山頂 山小屋

山の上にある宿泊施設

写真は剣山の山頂。

剣山自体は片道3時間以内の日帰りの山ですが、山頂には食堂や宿泊できる山小屋がありました。


剣山 ヒュッテ 山頂 山小屋 剣山 ヒュッテ 山頂 山小屋
剣山の山頂直前の山小屋
←なんだか微妙な気分に

食べ物や飲み物などは「山頂価格」。
宿泊は基本的に準備などの環境上事前予約が必要です。


テント場は山小屋施設の場所もある

一方、管理者によってテント滞在OKのキャンプ指定地は基本的に当日飛び込みで利用できます。テント泊はキャンプ場でのバーベキューキャンプと違い、余計な荷物やイベントをしないテント泊。宿泊代は山小屋泊の10分の1程度。

剣山 山頂 テント場 尾瀬ヶ原 見晴 キャンプ場 燧ヶ岳
剣山リフト乗り場付近のテント場
尾瀬・燧ヶ岳の見晴キャンプ場
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山頂に到着

数時間~十時間先にある山頂

登山系トレッキングの目的地である「山の頂上=山頂」に到着しました。

男体山 山頂 登山

やっと山頂に到着

写真は男体山の山頂です。
山の山頂部分は山によってさまざま。

360度あちこち見て回れる平べったい山頂もあれば、数人が入れ代わり立ち代わり出入りしなければいけない狭い山頂も。


岩木山 山頂 登山 岩木山 山頂 登山
岩木山山頂
岩手山山頂
蔵王 御釜 山頂 登山 赤城山 黒檜山 山頂 登山
蔵王山頂付近
赤城山山頂
至仏山 山頂 登山 高千穂峰 山頂 登山
至仏山山頂
高千穂峰山頂

右も左も知らない状態で登ってきた登山初心者にとってはやっと到着した「ゴール」地点。遠方から飛行機や電車を乗り継いで来た憧れの場所だった人もきっといるでしょう。

八甲田山 登山 山頂 九重山 登山 山頂
八甲田山山頂…
九重山山頂

人それぞれ、その人にしか分からない想いや感動に包まれながらも、休日の昼間、山頂は結構人がいます。しばらくの間、登頂の達成感や景色を楽しんだ後は下山準備を整えて山頂を後にしましょう。

下山までが山登り。 ( ˘ω˘ )

登山後半を歩くコツ

★ 7合目くらいまでは樹林帯。展望は期待しない。
★ 時々休憩を。でも時間にも注意。
★ 時間や天候によっては山頂直前でも引き返そう。
★ 雷が鳴ったら樹林帯まで下りることを考える。
★ 混み合う時間帯を避けるように時間調整しよう。

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